Job Category職種を知る
一口に派遣で働くと言っても、様々な職種があります。
これまでの経験を活かして働くのか、どういうキャリアパスがあるのか、
どのように仕事を選んだらいいのか一緒に見てみましょう。
英文事務
どんなお仕事?
英文書類の作成、英語でのメール対応、翻訳、海外との連絡調整など英語力を活かしたお仕事です。
英会話が必要になるポジションもありますが、英会話は不要で読解力を活かせるポジションもあり、ポジションによって求められる英語力が異なります。
活かせる経験
- 英語力(初級~ネイティブレベルまで)
- 事務経験、アシスタント経験
- パソコンスキル
- コミュニケーションスキル
キャリアパス
- 英語力を活かせる秘書
- 社内翻訳、社内通訳
- 専門知識を付けることにより、リーガルアシスタントなど就業部署での経験を活かした専門職種
英文事務は外資でのお仕事をするにあたってのいわば基本とも言えるポジションです。
ここを手掛かりにスペシャリストを目指す方も多数います。
人事・総務
どんなお仕事?
社員が働きやすいように職場環境の管理を行います。入退社に伴う手続きや給与計算、福利厚生、教育研修、採用等の人事と、設備管理や安全衛生管理、契約の確認などを行う総務が兼任の場合もあります。
個人情報を扱う為、情報の取扱いに慎重さが必要です。企業によっては経理が含まれる場合もあります。
活かせる経験
- アシスタント・庶務などの事務経験
- 会計・税務・法務知識
- ホスピタリティ
- 社会保険労務士やカウンセリングスキルなどの関連資格
キャリアパス
- 社会保険労務士やカウンセリングスキルなどの関連資格
- 人事・法務・経理など各分野のスペシャリスト
小規模な会社での経営全体を見渡せるポジションから、専門分野を極めるスペシャリストまで、ご経験と専門知識の習得次第で、可能性は広がります。
経理
どんなお仕事?
日々の会計処理から決算、資金繰り、税務等、会社のお金の管理を行うお仕事です。
経理業務がアウトソーシングされている場合もあり、会社規模や形態により社内での処理範囲が異なります。外資系企業の場合は、英語力や本国の会計基準知識が求められることもあります。
活かせる経験
- 日商簿記・USCPA・BATICなどの資格
- Excelスキル
- 英語力
- SAP・勘定奉行・弥生会計など会計ソフトの経験
- 正確性、几帳面さ
キャリアパス
- 企業の経理財務スペシャリスト
- 会計事務所、税務コンサルティング企業
- 経営企画、財務分析
どんな企業にもある役割なので、専門性を高めれば息の長いキャリアになるのが経理経験者の強みです。
マーケティング・PR
どんなお仕事?
マーケティングは、市場調査や分析を通して自社の商品やサービスの販売を促進する業務です。
一方、PRは、企業を社会により良く広めるため、メディアとの関係を構築し、広告宣伝活動を行い、時にはクレームにも対応する部署になります。外資系の場合は、本国とのやりとりが生じる場合もあります。
活かせる経験
- Excel・PowerPointスキル
- プレゼンテーションスキル
- マルチタスクな事務スキル
- コミュニケーションスキル
- 情報収集力
- クリエイティビティ
- 英語力
- 広告代理店での経験
キャリアパス
- ブランドマネージャー、プロダクトマネージャー などマーケティングスペシャリスト
- デジタルマーケティング
- 広告代理店、リサーチ会社
マーケティング業務は多岐に渡るため、その中での専門性や業界等の強みを築くことが大切です。
営業事務、貿易事務
どんなお仕事?
営業事務は、受発注の入力や納期調整、在庫管理や関連部署とのやりとりなど営業の実務サポートを行います。
貿易事務は、輸出入に伴う貿易関連書類作成、物流業者との連絡調整、入金確認、請求書発行などを行います。企業によって業務範囲は異なります。
活かせる経験
- 事務経験
- データ入力スキル
- Excelスキル
- メール対応レベルの英語力
- コミュニケーションスキル
- 貿易実務検定
キャリアパス
- アシスタント業務
- 貿易実務のスペシャリスト
- 英文事務
資料作成やサポート色のある業務経験があれば、他のアシスタント業務へのキャリアチェンジも可能になります。
秘書
どんなお仕事?
主に役職者の秘書として、スケジュール管理、経費精算、会議のセッティング、社内外の連絡調整、慶弔手配、資料作成などを行います。
1人の上司に付く場合と複数の上司に付く場合があります。外国人上司を担当する場合は、高度な英語力が求められます。
活かせる経験
- 接遇経験、ビジネスマナー
- コミュニケーションスキル
- 秘書検定
- 英語力
- アシスタント経験
キャリアパス
- より高いポジションの役員秘書
- オフィスマネージャー
- 通訳、翻訳
髙いパソコンスキルや様々な業務を同時にこなすスキルがあれば、営業事務やグループアシスタントにキャリアチェンジすることも可能です。
通訳・翻訳
どんなお仕事?
通訳は、主に英語での会議や商談・社内外での会話のサポートを、翻訳は、書類や資料・メールの和訳や英訳を行います。
優れた英語力があれば未経験から挑戦できる場合もありますが、専門用語が多い場合は業界経験が求められ、同時通訳については専門的なトレーニングが必要になります。
活かせる経験
- ビジネスでの英語実務経験
- 通翻訳専門学校でのトレーニング
- 海外在住経験
- 英語使用の秘書経験
キャリアパス
- 業界の専門性を付けてフリーランス
実務経験や実績が求められることが多いお仕事です。実績を積めば定期的にお仕事が入ることもあり、将来的に在宅勤務や、自分のペースでお仕事を受けることも可能です。
一般事務・アシスタント
どんなお仕事?
書類作成や入力作業、ファイリングやメール対応、電話・来客応対、経費精算、備品管理など、所属部署の社員のサポートを行います。
事務の基本となるお仕事で、パソコンスキルが必須となります。気配りができる方、サポートをするのが好きな方に適しています。
活かせる経験
- パソコンスキル、事務処理能力
- コミュニケーションスキル、細やかな気配り、臨機応変な対応
キャリアパス
- 英語を勉強して英文事務
- 簿記資格を取得して経理業務
お仕事の基本を習得できるので、専門分野の勉強や資格取得によりキャリアの幅が広がります。
受付
どんなお仕事?
企業の玄関口として、来訪者への対応や案内、社員への取次、代表電話の応対、会議室の管理、セキュリティカードの発行、お茶出しなどを行います。
その企業の印象を決める部署ですので、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルが必要となります。
活かせる経験
- 接遇経験(キャビンアテンダントやホテルでの経験)
- ビジネスマナー、コミュニケーションスキル
- 秘書検定
- 英語力
キャリアパス
- 総務
- 秘書
- 事務アシスタント
会社全体を見渡すポジションなので、パソコンスキルを磨けば社員のサポートをする事務職に繋がります。
金融事務
どんなお仕事?
銀行や証券会社などでの事務のお仕事で、外資系金融機関の場合は法人取引が中心となります。
バックオフィスで事務処理を行うオペレーションや、フロント・ミドルオフィスでのアシスタント、英文事務、リサーチなどの業務があります。
活かせる経験
- 金融機関での経験
- 英語力、スピード感、正確さ
- Excel・PowerPointスキル
- 証券外務員資格
- 機密情報取り扱いの経験
キャリアパス
- 金融事務のスペシャリスト
- 外資での経験を活かした秘書
- 金融分野の翻訳
- 経理事務
数字の強さ、エクセルスキルは他の業界でもニーズが多数あります。他の業界に転職しにくいイメージですが、アシスタントとしても経営企画部門や営業部門でも経験を活かすことができます。
正社員での転職と違い、派遣なら今までと違ったお仕事探しが可能です。
イメージしているお仕事何が必要なのか、どんな経験を積んだらいいのか、お気軽にご相談ください。